ガラスに混ぜ込んだ成分の違いもあるけど、溶連で天然石もどきとして売られているガラス細工ですが、
天然石と見た目は似ているけど形態は真反対。
天然石というのは常に微量、収縮と膨張をしていて、空気中の質量の脂肪や水分を吸収します。
ガラスは天然石と違い、収縮と膨張は殆どしない。空気中の質量の脂肪分や水分はガラスの表面に付着はするけど天然石みたいに内部まで染み込みにくい構造をしています。
ガラスで特筆なのは、水の中に入れると輝きを増す天然石に反して、ガラスは水の中に入れると若干くすむ。
ここからが肝心。
ガラスを長期間にわたって水の中に入れるとくすみが進む。
見た感じボヤ―っと曇ってしまう。それを今度外に出して観察してると、
徐々にくすみが消え光沢が復活する。
空気に占める脂肪と水分が、ガラスの表面で癒着して表面に一種の張力と潤いをもたらしているようです。
この塗膜は、肉眼では見えませんが処理を何度も重ねると地層のような複合した塗膜が形成されます。
昔、それを大げさにやって、見えるようにした写真が有りました。
雑にやったので見栄えが悪いですが、これの見えない塗膜を付けたのが龍のガラス玉です。
これのやり方はヒントがあります。
子供の頃に、宇宙刑事ギャバンってジャパンアクションクラブの俳優さんがやってた、
特撮ヒーローもののシリーズがあったのを覚えてますか?
空気から何かを取り出しているように見えました。
あれが物質として取り出し出来るんじゃないか?と思ってやってのが3枚目に添付した人工オーロラだったワケ。
光って見える色を空気から取り出したかったんだよね。
左のガラス玉は長時間漬けた水から出したばかり。右は水から出して長時間常温で静置したものです。
左がいずれ右になります。ガラスも天然石とは違いますが成長するんです。
何でこんなことをしているかというと、
ガラスの表面に酸素を構造する微細な分子や粒子、信号と脂質、水分を形成させ、
置物にして使った時、
お部屋の中の空気の質量調整をさせるためです。